ぐでぐで草 -ぐでぐでっといろいろ書いてます- 2009年11月

ぐでぐで草

ぐでぐでっといろいろ書いてます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アクセル・ワールド

読了ー。
いやはやさすが大賞作品って感じでした。
いじめられっ子の少年がヒロインと出会うことで得た能力で変わっていく、というオーソドックスなタイプの話なんですが調理の仕方が上手いですなー。
主人公ハルユキはデブでさえないいじめられっ子。唯一得意とするのはゲームというなんつーか心当たりのある人には身につまされるキャラクター。
こやつがまた盛大に後ろ向きで作中幾度となく一人勝手に結論づけてはずぶずぶと泥沼にはまり込んでいきます。
ヒロインたる黒雪姫に導かれるまま意識を加速させる対戦ゲーム「ブレインバースト」の戦いに身を投じていくってのが話の骨子。
高嶺の花な黒雪姫に突然恋人のように振る舞われる訳ですが、ハルユキは壮絶後ろ向きっ子なので彼女に利用される駒や道具であろうとします。
普通中学生男子ならもう舞い上がって奇行に走ったりとかしそうなもんですが、いじめられ歴の長いハルユキはいろいろなものをあきらめることでダメージを最小限にしようとする傾向があるようです。
そういう態度が黒雪姫を始め周囲の人間を傷つけるのを気づかないんですな。
この辺は結構通ずるものが大なり小なりあるわけで、ハルユキがそういう行動を取るたびにぐあーいたたとかのたうつ訳です。
つきあいの長い幼なじみからの善意も同情に感じられてつい傷つけてみたりとか。
決してヒーローではないハルユキですが、黒雪姫の窮地を救うためぎりぎりまであがき、その末に現実を飛び越えるための翼を得る、という感じのお話。
2巻以降成長したり挫折したりしながら新たな友人やライバルを得つつ進行していきます。
3巻がすっげー中途半端というか以下次号!な感じで引きを作ってますんで早く続きが気になる感じですなー。
個人的には黒雪姫よりか幼なじみのチユリの方がヒロインじゃねーの?と思ったりしますが結構根本的な原因もこやつなんですよね。
3巻まで通じてこの子がもちょっと態度をはっきりしてればここまでこじれないよなあとかは思います。
まあそんなさっくり割り切れないのが人間で、まして中学生なら当然の範疇だとは思いますが。
おそらくチユリという子が一番関係の変化を恐れていて、幼いのだろうなとか推測してます。
彼女は彼女なりに必死での行動なんでしょうが。
それに比すると黒雪姫の行動は割と謎が多いというか、ハルユキとの接触の理由も利己的な理由と一目惚れ程度しか情報がないんですよね。
いや、もちろんそれでもかまわないんですが理由付けとしては弱いように感じます。
なんとなく違和感というか「行間をはしょられている」ような感覚があるんですよね。
筋道はしっかり立っている作品なのでこれからどうなっていくのかなあと思います。
暗い青春をおくってきた&おくっている人はハルユキの鬱モードなシーンが多いのでちょっとダメージ食うと思いますが、その辺含めてカタルシス感じられればアタリな作品だと思います。
いい意味でも悪い意味でも中二というか。
設定や世界は非常に練り込まれているんで設定好きにはおすすめできるかなー。

昨今ラノベ熱が再燃してきたんでいろいろ積んでるのを消化しないとなあ。
とりあえず

末代まで!
少年テングサのしょっぱい呪文
ロウきゅーぶ!

と積んでるんでこの辺から攻めていこうかと。
そんな感じでまたー。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。